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平成24年6月15日(金)、五反田文化会館に於きまして、毎年恒例の「全社品質安全管理講習会」を開催いたしました。

 

冒頭開会の挨拶に立った最上社長より、出席した協力会社作業員及び当社全社員に対し、今年も重篤災害ゼロの達成を継続できたことに対する謝意が述べられるとともに、「景気回復が遅れる中、関越自動車道での高速バス事故や原発再稼働問題など、いまの日本には安全は二の次、金儲け優先の風潮が憂慮される。こうしたニュースを教訓に、われわれはこれまで以上に愚直に安全に取り組んでいかなければならない。当社と皆さんが一体となって、泥臭くさくても愚直に声を掛け合って、一人一人の危険の芽を摘んでいきたい。」との決意が述べられました。

 

午前の部の講習では、当社が昨年から認証取得に取組み、間もなく認証取得が完了する「エコアクション21」に関し、協力会社に対する教育訓練年度計画に沿った一般環境教育の実施と、当社のエコアクション21 における取組への協力依頼が行われました。
また、工事部貞島部長より、協力会社に対し、作業所から搬出される廃棄物や機材等の正しい分別・搬出方法に関するルールの周知徹底が図られるとともに、当社作業所における特殊事例の解説・改善事例の紹介と、実際に起こった災害事例を基にした災害発生防止策の紹介などが行われました。

 

午後の部の講習では、日頃当社の品質管理についてご指導いただいている、武技術士事務所 武高男先生をはじめとする講師の先生より、当社を取り巻く状況、今後の業界動向、先ごろ制定された厚生労働省の石綿暴露防止に関する技術指針に関する解説などが行われ、また、東日本大震災で生じた放射性物質により汚染された土壌等を除染するための除染電離則に則った放射線除染工事事例の紹介・技術解説などが行われました。

 

品質安全管理講習会に引き続いて行われた特別安全衛生協議会では、集まった協力会社代表者に対し、今年の全国安全週間スローガン

 

 

と、安全週間実施要綱の周知を行うとともに、安全週間における協力会社独自の積極的な安全行事開催を要請しました。
また、当社独自の制度で、当社社員及び協力会社作業員のスキルアップによる施工品質の向上を目的と する「資格取得奨励制度」の積極利用の呼びかけなどを実施いたしました。